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ハノーバー(旧 RATHAUS)
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私の名前は T. K 1992年社命により、単身赴任にて、このドイツ、パイネ PE
- INE 市に来る。
何度か海外出張はしているが、海外勤務ははじめて、この歳になって良く決心した
ものだと今になって、少しは後悔している。小生もう半生期を生き、日本の経済成
長期と一緒に歩んできたと自負している。
私は小さい頃から科学が好きでその後、電器会社に入社現在に至っている。その間
の技術革新はめざましいものがあり、小学時代の鉱石ラジオ、中学時代の真空管ラ
ジオ、高校時代のトランジスターラジオ、以降、IC、LSI、超LSI、コンピ
ューターとめまぐるしく変革した半生期だった、はじめてドイツに出張したときエ
アーティケット代が100万円位して、驚いた事は、今昔である。その初めての出
張地に今、勤務をしている。
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エアフルトのドーム
米粒とジャガイモの対決。
ドイツのFRANKFRT空港に第一歩、「おお寒い、暗い、BITTE」が第一
印象である、出張と赴任とは気構えが違う、さあ、これから5年、期待と少し後悔
と入り交じっていた。
1992年1月16日のドイツ時間朝6時、眠いのと敵地乗り込みの緊張と、次の
ハノーファー HANNOVER 行きを待つ。ますます心細くなる、フランクフルト FRANK
- FRT までは日本人も見るが、ここからは大きいゴリラのような男とお尻でっかい
女性にエスコートされて、ハノーファー HANNOVER の空港に着く。これが有名な中
世のヨーロッパを荒し回ったゲルマン民族か、日本人が米粒に見える、ドイツ人は
土の着いたじゃが芋に見える。さあ、米とジャガイモとの勝負になる。負けられな
いとポメス(ポテトフライ)を食いつく。これが実にうまい、ドイツ人と口論した
り、頭に来たときポメスを食いつく。
「このやろう、うん、うまい」
今でもそうしてうっぷんをはらす。こうしてドイツでの生活を始める。しかし、で
っかい体にでっかい尻、うん、すごいと感心する。これが米とジャガイモ文化の違
いかな。
すべての文化は食文化から始まるか、これはドイツ生活に興味と楽しみがでてきた
ど !。
よーし、この際開き直って、ドイツを喰ってみよう。本で「ドイツ人と日本人」言
うのか有ったね。
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KIHARA版「米粒とジャガイモ」の比較でもしてみますか。
米の文化日本。ジャガイモの文化ドイツ。すなわち日本農耕米文化、ドイツ農耕ジ
ャガイモ文化である。日本人はもち肌と言うように米の肌のように艶があり、一粒
一粒ば味わいがあり、おいしい、コシヒカリもササニシキも絶品の味、しかし一粒
ではご飯にも寿司にもならない。みんなで力を併せて役目と果たす、誰かと同じ、
一人では何も出来ず、集団にて力を出す。
良くも悪くも、日本人の特質である。一方、ジャガイモ、やっと土の中より出てき
て、はじめてお天とうさんを見る。お登りさんかな。でもジャガイモはひとつで芋
の役目を果たす。ポメスになり、ポテトのお菓子になり、バターを付けて美味しく
食べられる。要はジャガイモ君は自立している。
種類もたくさんあり、シチュウ用、ポメス用、ゆがいた主食用、さすがに豊富、市
のマルクトに行くと山ほど積んである。新鮮な芋は美味しい。ジャガイモが好きに
ならないとドイツは好きになれない。ジャガイモ君を好きになるよう、毎日彼らと
付き合い仕事をしている。
ビッテ BITTE とジャガイモが好きになれば、ドイツで生きて行ける。最初に覚え
たドイツ語、「BITTE」これさえ有れば、ドイツ人とコミユニケーションはで
きる。
16.1.'92. at Peine/Germany.
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